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使いやすいメニューとは


 使いやすいメニューとはどの様なものでしょうか。一言で言ってしまうと、一般的であるメニューです。すなわち、私たちが普段利用しているプログラムと同じようなメニューの作り方をする事だと言って良いでしょう。私たちがメニューを使う時、いつもと同じように操作して、いつもと同じような結果が得られることが重要です。最も一般的な規則をいくつかあげると、次のようになります。

 ・すべてのメニューにアクセスキーを割り当てる。

 ・アクセスキーはサブメニュー中で重複しない。

 ・よく利用するメニューにはショートカットキーを割り当てる。

 ・ダイアログが表示される場合はメニュー名の末尾に「...」を付ける

 ・母艦に表示されるメニューの全ての親メニューは子メニューを持ち、親メニュー自身にはイベントを割り当てない。

 ・メニューのテキストには機種依存文字(半角カタカナを含む)を使用しない。

 ・英字とひらがな・カタカナの間には半角スペース1字を入れる。

 半角カタカナは一部の携帯電話や一部の掲示板でよく利用されているようです。インターネット上では文字コードの問題と結び付けて解説することが一般的なようですが、Windows98以降(またはWindows95+Internet Explorer4)では「MS UI Gothic」というインターフェイス専用のフォントが登場・標準搭載されているため、インターフェイスの設計においては、既に半角カタカナは過去のものとして考えるのが良いと思われます。

 Windowsでは一般的にフォントはプロポーショナルフォント(文字によって字幅が異なるフォント)を使用しているため、英字をひらがなやカタカナで挟むと妙に詰まった配置になってしまいメニューが見にくい事があります。そのため、英字とひらがな・カタカナの間には半角スペースを入れて、メニューの見易さを向上させる事が一般的です。