ひまわりを他の言語と比較する


ひまわりの設計理念

 ひまわりは、他のプログラム言語(スクリプト言語)と比べ物にならないくらい「原始」です。
 これは、私のひまわりの設計方針として、意図してわざと、原始的な構造にしました。

 そのため、プログラムの構造化、オブジェクト指向などなど、難しい仕組みは出来る限り排除しました。プログラムの初心者向け用途や、使い捨てのプログラムを書くには、大仰な仕組みは全く不要だと思ったからです。

 ひまわりの設計理念は、以下の通りです。

ひまわりの長所短所

ひまわりの長所を列挙してみます。 ひまわりの短所を列挙してみます

BASICと比べる

 BASICとひまわりは、似ています。BASICと言っても、MS-VisualBasicではなく、懐かしい時代(MS-QuickBasic以前)の、BASIC(N88-BASICや、MSX-BASIC)の構文に似ています。
BASIC(Visual Basic) ひまわり
条件分岐(単文) IF A>B THEN C=A ELSE C=B もし、Aが、B以上ならば、Cは、A。
違えば、Cは、B。
条件分岐(複文) IF A>B THEN
  C=A
  A=B
ELSE
  C=B
  B=A
ENDIF
もし、Aが、B以上ならば(
  C=A
  A=B
)違えば(
  C=B
  B=A
)。
繰り返し(単純) FOR I=1 TO 10
  MsgBox I
NEXT
10回、回数と、言う。
繰り返し(複雑) FOR I=1 TO 10
  FOR J=1 TO 10
    MsgBox I & J
  NEXT
NEXT
Iを、1から、10まで、繰り返す(
  Jを、1から、10まで、繰り返す(
    (I&J)と、言う。
  )。
)。
ラベルジャンプ Label1:
  A=A+1
  IF A<5 THEN Goto Label1
*ラベル1
  Aに、1を、足す。
  もし、Aが、5以下ならば、ラベル1へ、飛ぶ。
サブルーチン GOSUB SUB1
・・・
SUB1:
  A=A+1
  RETURN
サブ1を、呼ぶ。
・・・
*サブ1
  A=A+1
  戻る。
配列変数 Dim A(1 to 10) As Integer
A(1)=50
A(2)=80
MsgBox A(1)
’宣言は不要
A#1=50
A#2=80
A#3=「文字列も数値も何でも入ります。」
A#1と、言う。

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