ひまわりでは、Windowsレジストリの読み書きと、INIファイルによる読み書きの両方ををサポートしてます。
レジストリ(INIファイル)の読み書きは、以下の手順によって行います。
1.レジストリ(INIファイル)を、開く。
2.値を、読む(書く)
3.レジストリを、閉じる
INIファイルの仕組みは、以下のように、2階層に分かれています。
そこで、INIファイルへのアクセスとは、[セクション]の、[キー]に、対して、読み書きすることになります。
[セクション]
キー = キーの値
キー = キーの値
キー = キーの値
・・・
[セクション]
キー = キーの値
キー = キーの値
キー = キーの値
・・・
それでは、ひまわりで、INIファイルへアクセスする方法を見てみましょう。
以下は、INIファイルへ、書きこみする例です。
「INIファイル書く」は、それの内容を、開いたINIファイルに対して、[セクション]の、[キー]へ、書き込みます。
『test.ini』の、INIファイル開く。
それは、母艦の、サイズ
『母艦』の、『サイズ』へ、INIファイル書く。
INIファイル閉じる。
次に、読み込みをする例です。
これも同じように、「INIファイル読む」は、開いたINIファイルから、[セクション]の、[キー]を、それに、読み込みます。
『test.ini』の、INIファイル開く。
『母艦』の、『サイズ』を、INIファイル読む。
それを、表示。
INIファイル閉じる。
Windowsの、レジストリは、INIファイルと違い、より複雑な、ツリー構造になっています。ためしに、Windowsのスタートメニューの、ファイル名を指定して実行にて、『RegEdit』と入力してみましょう。Windows標準のレジストリエディタが起動して、レジストリがどういうものなのか、確認することが出来ます。
ひまわりでも、このレジストリへ、読み書きをすることができるのですが、レジストリとは、Windowsの根幹的な設定が書き込まれているものですから、読み書きは慎重に行わなければなりません。
レジストリの読み書きは、先ほどの、INIファイルと、大体同じです。
以下、レジストリを読む場合の例です。
’Windowsの色設定を、レジストリから読み込むサンプル
画面の設定は、『Control Panel\Colors』。
HKEY_CURRENT_USERの,画面の設定を,レジストリ開く。
「ButtonFace」を,レジストリ読む。
レジストリ閉じる。
それを、『 』で、区切る。
背景色は、RGB(それ#0, それ#1, それ#2)
背景色で、画面クリア。
以下、レジストリへ書き込む場合の例です。
’Windowsの色設定を、レジストリへ書き込むサンプル
画面の設定は、『Control Panel\Colors』。
HKEY_CURRENT_USERの,画面の設定を,レジストリ開く。
それは、『192 192 192』
「ButtonFace」へ,レジストリ書く。
レジストリ閉じる。