「ひまわり」って何?
日本語プログラム言語「ひまわり」とは、日本語のプログラミング言語です。プログラムを日本語で記述するので、私たち日本人にとって親しみやすく、読みやすいプログラムを作ることができます。
ファイルのコピーや、圧縮解凍、メール送受信などの定型処理をこなすための命令をたくさん備えていますので、現場ですぐ役に立つプログラムを組めます。
また、プログラムを作ってみたかったけど、いまいち踏み出せなかったという入門者の方にも最適ですので、ぜひ、一度、ひまわりの世界に足を踏み入れてみてください!
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ひまわりの特徴
(1)日本語でプログラムが作れる
日本人にとって、日本語が一番親しみやすいというのは、プログラミングにおいても同じです。母国語で、コンピューターに命令が出来るというのは、本来自然なことのはずです。
日本語の威力は絶大で、プログラムのことをあまり知らない人でもプログラムの内容が分かる(!)というすばらしいメリットがあります。
また、今まで、英語アルファベットが苦になって、まともにプログラムに向き合う気にはならなかったという人からも、『日本語だからはじめることが出来た!』という多くの感想をいただいてます。
(2)定型処理が簡単/実践で即役立つ
ファイルのコピー、データの集計、ホームページの更新などが行える、500を超える便利な命令が組み込まれています。ほかのプログラム言語なら、何十行も書かないといけないプログラムを、ひまわりなら、たった2〜3行書くだけで実現できるということもよくあります。
もともと、ひまわりは、作者(クジラ飛行机)の仕事をすばやく片付けるために開発されました。作者の仕事は、パソコンのメンテナンスに始まり、ホームページの更新から、ダイレクトメールの作成、顧客管理からマニュアル作成…と、多岐にわたる雑務をこなしてきました。そのため、これらの仕事を簡略化・自動化するためのアイデアが、ひまわりにはふんだんに盛り込まれています。
(3)Windowsソフトが作れる
ひまわりを使えば、Windows らしいソフトを作ることが出来ます。エディタやボタン、リストやタブなど、普段 Windows のソフトを使っていれば目にする標準的なコントロールを利用できます。
また、作ったファイルを、実行ファイル(.EXEファイル)形式にすることも出来るので、ひまわりのインストールされていないパソコンで、作ったソフトを動かすことも出来ます。(ひまわりがインストールされていれば関連付けによって、プログラムファイルをダブルクリックするだけで実行できます。)
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こんな人に最適!
ひまわりは、以下のような人に使ってもらいたいと思い作られました。
- プログラムを作ってみたい人
- パソコンで仕事を自動化したい人
- とにかく日本語が好きな人(英語が苦手な人)
日本語のプログラム言語ということで、完全に入門者向きかな?と思われるかもしれませんが、簡単な命令で定型処理がこなせるので、パソコンをもっと便利にしたい人にお勧めです。 |
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具体的に出来ることは?
ひまわりで出来ることは無限大ですが、以下の項目は、簡単に実現できます。
- Windows らしいプログラムが書ける!(ボタンやエディタ、ブラウザやツリー部品などが使える)
- 画像ファイルを見たり、音楽ファイルを再生できる!
- ファイルやCSVなどデータの読み書きが簡単に出来る!
- ファイルのコピーや、圧縮解凍など、よく使うファイル操作が簡単に自動化できる
- Eメールの送受信や、HTTP,FTPなどのネット操作も簡単!
- 文字列処理も得意!(文章の整形、HTML操作、正規表現などなど)。
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どうやって作るの?
プログラミングに必要な道具は、ひまわりの配布ファイルに一通り揃っています。
これ(↓)がプログラムを書くためのエディタです。

そして、親切なマニュアルがあるので、それを見ながら作ると、楽しくプログラムできます。
また、エディタに、命令の貼付け機能があるので、ぺたぺた貼付けていくだけでも、プログラムは完成します。
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