とりあえず実行してみる


 ひまわりの基本が、分かったところで、とりあえず適当に、いろいろな命令を実行させて見ましょう。

 ひまわりのエディターである「himapad.exe」には、命令をぺたぺたと貼りつけるだけで、使えるような仕組みになっています。

 これが出来れば、なんとなく定型処理を自動化させることが、出来るでしょう!


himapadの使い方

 ひまわりをインストールしたフォルダに、himapad.exe がありますので、それを起動してください。画面左側が、命令貼り付け用パネル、右側が、プログラムを書いていくエディタになっています。



 この、左側のパネルの命令貼付けには、ひまわりの全ての命令を、貼付けできるようになっています。

音楽を演奏してみよう!

それでは、実際、何か貼り付けてみましょう。

 では、下の図のように、左上のツリーから、音楽マルチメディアのメディアプレイヤーを選んでみてください。下のリストビューに、音楽演奏に関係のある単語がいくつか表示されました。試しに、「演奏」を選んで、エディタへドラッグ&ドロップ(マウスの左ボタンを押して、押したままマウスを動かして、目的の場所でマウスを離す動作のこと)してみてください。

 右のエディタ部分に、「を,演奏」と、表示されたと思います。
 すると、左下に出てきた命令の説明メモが、出てきます。この説明メモの使用例を見れば、だいたい使い方が予想できると思います。

 が、おせっかいで書いておくと、エディタに表示された、「?を, 演奏」の、?の部分を、音楽ファイル(.mid か .wav の拡張子をもつファイル)の名前に、書き換えます。

tools\pou.wav』を、演奏。

ここでは、『音楽ファイル名』に、書き換えます。(『』は、「」と書いて、漢字変換すると、出てきます。)

 うまく行きましたか?日本語といえども、いちいち命令の名前を覚えておくのは面倒なものですからね。このように、簡単に命令が貼り付けられるから、便利ですよね。

便利なエディタの単語補完機能

 ひまわりは、日本語でプログラムを記述していきます。ちょっと、プログラムに慣れてくると、漢字への変換作業が面倒くさく感じられると思います。
 そんなときは、途中まで命令を書いて、『Ctrl + スペース』キーを押してみてください。単語の補完機能が働いて、命令の選択肢が現れます。あとは、選択肢から、命令を選ぶだけでOKです。

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