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先日、用事で役所に行きました。そうしたら、いかにもパソコンに不慣れなおじさんが、パソコンの画面に張り付いて、あーでもない、こーでもないと、キーをバシバシ叩きながら、難しい顔をしていました。 「いつもは、ちゃんと動いているのに、どうして、今日は動かないのだ!!!」 口には出さないですが、そんな雰囲気です。オフィスでもよくみかける光景ですね。 それで、故障したのかと思って、詳しい人を呼んできて、同じようにやってみると ・・・あ、動いた・・・ こんなとき、自分は、パソコンのやつにからかわれているんじゃないかと、思ってしまいますね。 いつも、からかわれてばかりの、パソコンをあごで使うことができるのが、ひまわりです(?)。 ひまわりには、便利な命令がいっぱいつまっていますので、その使い方を見ていきましょう! |
ひまわりの命令の中で、一番シンプルな種類の命令です。
例えば、プログラムを、終了させるときに書く「おわり」や、エクセルを起動する「エクセル起動」などが、これに当たります。これは、ただ、その単語を書くだけで、実行されます。
次に、
のように、命令の前に、その命令の目的や説明を、書き加える命令があります。
「こんにちは」と、表示。
例)
青色で, 画面クリア’←画面を青色で初期化します。
「test.mid」を, 演奏’←マルチメディアファイルの演奏。
『c:\a.txt』から,『c:\b.txt』へ, ファイルコピー’ファイルをコピーします。
こんな感じで、基本的なひまわりの文型は
と、なります。
引数+助詞、引数+助詞、・・・命令
次に、引数を与えて命令を呼ぶと、その引数を計算した結果を返すような、数学の関数のような命令があります。
例えば、文字列の文字の長さ、文字数を返す命令「文字数」を、見てみましょう。
「こんにちは」の、文字数。
この上の例では、文字数を、調べただけです。実際に、文字数を表示するには、
と、書きます。どういうことかというと、ひまわりでは、計算や命令の実行結果は、特殊変数「それ」に、代入されるという特徴があります。これは、他のプログラム言語とひまわりが大きく違うところです。
「こんにちは」の、文字数。
それを、表示。
計算式の中で、変数に答えを得るには、以下のように使えます。(※この場合、引数の補語は省略できます。)
結果=文字数(「こんにちは」)
結果を、表示。
他のプログラム言語のように、英語で略した関数命令を使うことも出来ます。
と、難しい数学計算も出来ます。
A = -3.1415
XX = ABS(A)’絶対値を返す
YY = LOG2(XX)’2を底とする対数を返す
「X={XX}, Y={YY}」を、表示。
これは、引数のほかに、特殊変数「それ」の内容を処理をして、それに返す・・・と、言葉で書くと訳が分からないですが、それの内容が、引数になっている命令のことです。
例えば、と、言った具合です。
それは、「たまたま」
「た」を,「と」に, 置換。’それにある文字列の、「た」を、「と」に、置き換える
それを、表示。
また、それに値を返さなくても、
と、それの内容を、ファイルへ保存するというような命令もあります。
それは、「ファイルの内容をココに書く」。
「ファイル名」へ、保存。
それを読んで、処理したものを、それへ返す命令のメリットは、つぎつぎといろいろな命令を羅列できることにあります。
この↑のプログラムには、「それ」が一度も出現していませんが、それに内容を入れたり、それの内容を読んで処理して、それに返したりと、間接的に「それ」を、使っているわけです。
「読み込みファイル名」を、開く。’ファイルを読んで、内容をそれに入れる。
「僕」を、「私」に、置換。’それの内容を処理して、それに返す
「だった」を、「でした」に、置換。
「しようと思う」を、「する」に、置換。
「書き込みファイル名」へ、保存。’それの内容を、ファイルへ、保存する