ひまわりを使うと、ワイルドカード検索が面白いです。
【難易度】☆☆
ワイルドカードというのは、『不確定な複数の文字列』や、『不確定な一文字』を記号を使ってあらわしたものです。
『?』は、不確定な一文字をあらわすワイルドカードです。たとえば、ワイルドカード検索で、『ち?わ』というキーワードに合致する文字列は、『ちくわ』や『ちわわ』です。
なんだか、伏字みたいで面白いと思いませんか?実際、これ、ものすごく面白いんです。
ひまわりでワイルドカードを使うのは簡単です。
『(検索語)を (キーワード)で マッチ』と、書くのです。
使えるワイルドカードの種類は、たくさんありますが、よく使うのは、下の二つです。
(→マッチ命令の詳しい使い方は、こちらに。さらに詳しい使い方は、こちらにあります。)
記号 意味 使用例 マッチする文字例 * 任意の文字(0文字のこともある) *ス イス、アイス、チョイス ? 任意の一文字 ?だ 君だ、しだ、ひだ
よく使う使い方としては以下のような感じになると思います。
' 特定フォルダのファイル列挙
ランタイムのパス&『doc\』の、ファイル列挙
' キーワードに、マッチしたものだけ表示
反復(
それを、『co*.htm』で、マッチして、表示。
)。
まず、検索対象文字列郡を集めて、それを反復しながら、マッチさせていくという方法です。
ひまわりのバージョンアップ履歴の中から、バージョンアップした日付とバージョン番号だけを拾いたいときは、以下のように書きます。
' バージョンアップした日付を拾い出す
ランタイムのパス&『history.txt』を、開く。
反復(
それを、『????/??/?? ver.*』で、マッチして、表示。
)。
こんな長い更新履歴の日付だけ拾うのは骨の折れる作業ですが、マッチ命令を使えば、非常に簡単です!
マッチ命令は簡単です。ちょっとした時に役に立ちます。でも、マッチ命令では、手に負えないことも、よくあります。そんなときに使うのは、正規表現です。